ライティング(Nero編)


ここでは、Nero Ver.5 を使用した、ビデオCDのライティング方法を紹介します。
このNeroは、特殊な操作をすることなく高ビットレート及び規格外解像度のビデオCDをライティングすることが可能です。
そういう意味では、融通の利くライティングソフトと言えます。また、SVCDにも対応しているところなども、非常に魅力的です。


起動すると、まず新規作成の画面が表示されますので、"Video-CD"を選択し[New]ボタンを押します。



すると、MPEGファイルが追加可能になります。


"File Browser"からMPEGファイルを選択し、トラック一覧のウィンドウにDrag&Dropします。
すると、トラックが追加されます。

ただし、上図の"Test.mpg"のように"Duration"が表示されない場合は注意が必要です。
このようなファイルもそのままライティング可能ですが、できあがったビデオCDの該当トラックが再生できない場合があります。
少なくともDVP-S501Dではそのトラックはエラーが表示され再生不可能でした。
私の環境の場合、MPEG1システムストリームの場合に発生していたようですが、VCDストリームでマルチプレクスを行う事により回避できました。
例外として、PWIでエンコードを行ったMPEG1システムストリームはそのままでも問題ないようでした。


次にPBCの設定を行います。
トラックの上でマウスの右クリックをし"Properties"を選択します。


デフォルトのままでは、トラック再生終了後5秒間一時停止を行ってしまうため、この設定を変更します。
"Pause after track"を適当な値に変更します。ここでは、連続的に再生したいため0を設定しています。


次はいよいよライティングです。
メニューバーからFile > Write CDを選択します。


"Disc-At-Once"を選択し、[Write]ボタンを押すと書き込み開始です。


ディスクが焼けたら、DVDプレーヤー等で再生してみましょう。


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