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おりえさんやhatchさんのおっしゃるとおり、NTSCのDVD-Video規格ではオーディ
オ部分につき、リニアPCMかAC3というのが正式な規格で、MP2はオプション扱
いとなります。
一方、PALではMP2オーディオも正式規格で、民生用DVDプレイヤーを作ってい
るメーカーは輸出のこともあってか部品を標準化しようとします。ですので国
内で購入出来る殆ど全てのDVDプレイヤーならMP2オーディオは確実に再生出来
ると言っても大丈夫でしょう。ごく稀に再生出来ないケースもあるかもしれま
せんが、それはものすごくレアケースです。だから現実としてオーディオ部分
はMP2オンリーでも一向に構いません。
また、映像とオーディオ部分を分ける必要もありません。プログラムストリー
ムのままで差し支えありません。
ただ、映像とオーディオを分けてエレメンタリーストリームMPEG2として最終
のオーサリングまで持って行くというやり方にメリットがある場合もあります。
私は AC3でオーディオをフォーマットしたい時など、オーディオ部分は最後ま
でリニア PCMのまま保持し、DigiOnAuthor2で映像のエレメンタリーストリー
ムMPEG2とWAVを多重化してオーサリングしています。
またMPEG2エンコードソフト内蔵のMP2よりも高音質なエンコードが出来る外部
オーディオ・エンコーダーソフトを使い、オーサリングの時はTMPGEnc DVD
Authorのように再レンダリングしない設定が可能なソフトで処理させて出来る
だけ音がいいDVDにしたいような場合もエレメンタリーストリームのメリット
があります。
しかしいずれにしてもDVDの容量に収まらないという問題においては無関係で
すね。
動画一般のことやオーサリングに関しては、やはり試行錯誤の中から自分なり
の解決方法を見つけ出していくものと思います。頑張ってください。
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