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>色変換するオプションには間違いないのですが、データそのものを色変換するとなると、
>当然、もとの情報が落ちると思いまして、オフにして使ったほうがよいのではないかと思ってます。
逆だと思います。
YUV<->RGB変換を150%でクリップをONにすることにより色変換の制限を緩和しているのです。
OFF を言葉にすれば、「100% でクリップ」するに相当することかと思います。
もちろん Canopus の DV Codec に限った話ですが、
150% クリップのオプションを「OFF」にすると、
素材を必ず RGB(16,16,16)〜RGB(235,235,235) の範囲に納まるように色変換します。
ON の場合はこれを越えて、さらに広い RGB 色空間を許容するという意味です。
もちろん元の DV 素材がそれを越えるものが記録されている場合に限ります。
さらに、ビデオ編集ソフトにも依存します。
Canopus 純正の EzEdit などは YUV のままビデオ編集するので、オフで問題ありませんし、元々色変換が
行われないので、情報が落ちることはありません。
ところが、Premiere 等は RGB に一旦変換後、ビデオ編集するので、例えば高輝度な素材があった場合、
150% のクリップを OFF にすると、その輝度情報が丸められてしまうことがあります。
要は DV 素材にRGB(16,16,16)〜RGB(235,235,235)を越える輝度、色情報を持つ場合で、それを編集し、
DV 再変換後もその情報を失いたくない場合はクリップをオンにする。
この場合、先に私が書いたように、写真など元が RGB 素材の場合は色情報の範囲に気を付けないと、
DVD へ焼いた場合に DVD Player によっては正確に色が再現されなくなる場合がある。
で、普段 EzEdit を使うのならやはり OFF だと思います。
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