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ネーサさんの書いてある通りにやってみましたが、どうしてもVCD Easy1.1.1においてMpegStillではなく、MotionVideoと認識されてしまいました。
色々とネットを見ていたら偶然とあるページを見つけました。
(すみません。URLを書きとめ忘れていました。たぶん中国のサイトだと思います)
私がそのサイトの言語を読めなかったので詳細は分かりませんでしたが、
それによれば
バイナリエディタで000001E0を000001E1にすればよいとかなんとか書いてありました。
その記述を元に試行錯誤した結果、次のようなことが分かりました。
多重化したMPGをバイナリエディタで開き、
一番最初に検索にひっかかる文字列「000001E0」を「000001E1」
に変更すると、VCDEasy1.1.1において映像部分がMpegStillとして認識されること。
ここでいう多重化したMPGとは
MpegStillから取り出したm1v(or m2v)と、mp2を多重化したMPGのことを指しています。
この事実を元にもう少しテストしてみました。
(1)VCDの場合
MpegStillには
video stream MPG1 Video352x240 29.97fps VBR →以降「Low m1v」
video stream MPG1 Video704x480 29.97fps VBR →以降「High m1v」
の2つが含まれています。(TMPGEncで見る限り)
TMPGEncで多重化の際にはVideoCD用のパケットサイズ(2324バイト)に必ずしないといけない。
そこで以下の4つの場合分け
(a)「Low m1v」+「mp2」規格内VCD多重化
OK
(b)「Low m1v」+「mp2」規格外VCD多重化
OK
(c)「High m1v」+「mp2」規格内VCD多重化
多重化の際にエラー
(d)「High m1v」+「mp2」規格外VCD多重化
不可
ここでいうOKか不可かはPowerDVD VR-X3.0で上手く再生されたか否かを意味します。
(a)の方法がこの中ではもっとも規格に準拠していそうです。
しかし、同じ時間数のVCD準拠動画MPGとファイル容量がほぼ同じです。
なお、(b),(d)のmpg容量は、「(m1vファイルの容量)+(mp2ファイル容量)」ぐらいで小さいです。
ただ、Ulead DVD Workshop1.0で作ったVCDから得られるAudio付きMpegStill(注1)も
同じ時間数のVCD準拠動画MPGとファイル容量がほぼ同じであることを考えると、これが規格内なのかもしれません。
ちなみにDVD Workshopで作ることのできるAudio付きMpegStillをTMPGEncで見ると
video stream MPG1 Video352x240 29.97fps VBR
video stream MPG1 Video704x480 29.97fps VBR
audio stream MPG1 AudioLayer2 44khz 224kbps
となっていました。
(2)SVCDの場合
CD自体は作成はできたのですが、それ以前にPowerDVD VR-X3.0で未対応のようでした。
(\SEGMENTフォルダが空だとかそういう理由ではなくて。)
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