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私の環境
WindowsMe
MATSHITA UJDA330(CD-RWドライブ)
<問題>
私がNero5.5.6.4(「ttp://www.nero.com/en/content/download.html」)でDAO作成したVCD(以下NeroVCD)が
友人のPCでは「\MPEGAV\〜.dat」にアクセスすることができず、
つまりは再生不可能である事態が発生しました。
---試した環境-------------------------
PC1(WinMe,UJDA330) ○
PC2(WinMe,UJDA710) ○
PC3(Win98,ドライブ不明) ○
PC4(Win2k,ドライブ不明) ×
PC5(Win2k,UJDA310) ○
PC6(Win2k,HL-DT-ST CD-RW GCE-8080N) ○
PC7(MacOS XとMacOS 9,ドライブ不明) ×
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市販のVCDを試したところ、どのPCでも「\MPEGAV\〜.dat」にアクセスできました。
NeroVCDと市販VCDの違いとして、
エクスプローラーで容量を見たときに
NeroVCDは第一トラックの容量しか見えないのに対し、
市販VCDは全てのトラック合計容量が見えていることです。
IsoBuster0.99.9で調べてみると
(「ttp://www.smart-projects.net/isobuster/」残念ながらver1.0からはシェアウェアになってしまいました)
NeroVCDでは第一トラックがMode2Form1、第二トラック以降がMode2 Form2となっています。
しかし、市販VCDは第一トラックはMode2Mixed、第二トラック以降がMode2 Form2となっています。
「\MPEGAV\〜.dat」は第二トラック以降に焼かれているので、
この違いが「\MPEGAV\〜.dat」にアクセスできるか否かの違いだと私は考えました。
そこで別のオーサリングソフトではどうなるか試してみました。
<試したオーサリングソフト>
1,Ulead DVD Workshop 1.0英語体験版(日本語テキストも扱えます)
「ttp://www.ulead.com/dws/runme.htm」
これは市販VCDと同様の構成のものを作成でき、どのPCでも○でした。
2,VCDImager0.7.12(VCDEasy1.1.1使用)
本家の「ttp://www.vcdeasy.org/」が非常に重いです。
「ttp://www.tucows.com/mmedia/preview/260392.html」donwload for WinXXというところをクリックした後、
サーバーを選べばダウンロードできます。
VCDEasy1.1.1というフリーソフトに含まれているものを使いました。
(最初、この掲示板でもよく話題になるVCDComposerを使ってみたのですがいまいち分かりにくかったので、
私にとっては直感的に使いやすいVCDEasyの方を使いました。)
これはNeroVCDと同じ結果でした。
<使用した感想>
1,DVD Workshopはメニューも納得のいくものを作成でき、互換性も高いのですが、
Mpegチェックが厳しく、撥ねられると再エンコードされてしまいます。
しかも23.976fpsだと、必ず再エンコードされてしまいます。
類似ソフトとしてUlead Movie Writerがあります。(互換性の結果はDVD Workshopと同じでした)
こちらは再エンコードはされないのですが、メニューテンプレートを利用するしかなく、
満足の行くものは作れませんでした。
またどちらもWindowsMediaPlayerで参照するDecoderを勝手にLigos Mpeg Decoderに変更してしまい、
非常にMpeg再生が汚くなりますが、作成環境でのみ我慢すればよいので…
2,VCDEasy1.1.1はPBCもかなり自由にカスタマイズできます。
メニュー画面もMpegStill作成フロントエンドが付属しているので、PowerPointで画像ファイルを作り、
満足できるものを作れました。ただ、音楽付きMpegStillが作成できないことが残念でした。
普通のMpeg1ファイルをメニュー画面にもできるのですが、文字が汚くなる上にPBCの動作がおかしくなってしまいました。
<質問>
私としては出費をしたくありません。できればフリーのVCDEasy1.1.1を使いたいです。
NeroのCDイメージに比べ、VCDImagerの作成するCDイメージは「cue+bin」でより多くのライティングソフトが対応しています。
「cue+bin」を扱えるCDRWINで色々試してみたのですが、私は市販VCDのようにはできませんでした。
そこで質問です。
(1)VCDImagerで作成されるCDイメージを市販VCDレベルまで互換性を高める方法はありますか?
(2)音楽を付けられる、MpegStill作成フリーソフトはありますか?
長々と書いてすみませんでした。何かご存知の方はよろしくお願いします。
<追記>
NeroVCDをPowerDVD VR-X3.0で再生したところ、メニュー画面での待ち時間を無限にしているにもかかわらず、
5秒ほどたつと勝手に最後のトラックを読みに行くそうです。(友人談)
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ネーサ
- 02/7/14(日) 19:43 -
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DAO とか TAO とか CD-ROM XA Mode2 とかのフォーマットなど CDRに関する
懐かしい話はイマイチ記憶があいまいで、当時の面子のサイトもほとんど閉鎖
しちゃって資料としては オレンジフォーラムや CDR Maniacs や他数個
オレンジフォーラム:http://www.orangeforum.or.jp/
CD-R Maniacs:http://www.cdr.ne.jp/
日本記録メディア工業会:http://www.jria.org/
CD-R World Domination内:http://home4.highway.ne.jp/cdrwd/yougo.htm
それと (S)VCDそのものに関しては
VCD HELP:http://www.vcdhelp.com/
CDR-Info:http://www.cdrinfo.com/Sections/Articles/Home.asp
↑ココが適切かなと思います。
OSから見える容量の違いやDAO・TAOの違いでの互換性ではないと思いますよ
むしろ正式な規格に準拠しているのは VCDImager(Easy/Composer)のほうが
という気がします。というか MODE2 MIXは、MODE2 Form*の前進にあたる
規格だったかと?。CueSeetも一枚が1つのセッションですのでこのまま
CDクローズすればDAOです、TAOはどちらかというとトラック=セッション=追記
という意味合いの方が濃いと思います。
又この辺のフォーマット(CD-ROM XA)は PSゲームなどに代表されるような物に
コピープロテクション技術として流用されていたりしますので読みドライブによって
状況はかなり異なると思いますし、(S)VCDの規格拡張へのドライブや再生ソフト側
の対応度によるのではないでしょうか?
ただし VCDImagerでNEROイメージを作成してNEROで焼いた時は調子が悪いです。Cue+Binで書き出しNEROでCueをイメージ読込して焼いた物は
CdrDAO(CDRWIN)で焼いた物と同様に調子よさそうです。
(うちでもVCDImagerで作成のは最初のトラック分の容量がドライブ一覧での
容量表示になっています;MODE2 FORM1、只コレもドライブを開いて全選択で
容量確認すると全容量になってますしフォルダー内のMPGもコピーや開いたり
出来ます。DVD WorkShopで作成した物は MODE2 MIX で全容量表示。
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>むしろ正式な規格に準拠しているのは VCDImager(Easy/Composer)のほうが
>という気がします。
正式な規格準拠CDを作成できないということはライティングソフトとして欠陥があることになりますね。Nero6に期待したいというところでしょうか?
>というか MODE2 MIXは、MODE2 Form*の前進にあたる
>規格だったかと?。
私はよく分かりません。
Mode2 Form1やMode2 Form2をEasyCD Creator4.05で見るとMode2 Mixedとなっていたりしますし…
>CueSeetも一枚が1つのセッションですので
なるほど、CDRWIN3.8DがマルチセッションCDを読み込めないのもそれに原因があったのですね。
>CDクローズすればDAOです、TAOはどちらかというとトラック=セッション=追記
>という意味合いの方が濃いと思います。
CDをクローズしてもDAOとは限らないと思います。
私はレーザーのスイッチOn/Offの違いだと思います。
DAOは全てのデータをレーザーのスイッチをずっとOnのまま書き込むこと。
TAOはトラックごとにレーザーのスイッチをOn/Offして、つまり
1,レーザーのスイッチOn
2,第一トラック書き込み
3,レーザーのスイッチOff
4,レーザーのスイッチOn
5,第二トラック書き込み
6,レーザーのスイッチOff
…
のように書き込むこと。
また、1セッションの中に複数トラックを含むことができます。
例は音楽CDやミックスモードCDです。
>状況はかなり異なると思いますし、(S)VCDの規格拡張へのドライブや再生ソフト側
>の対応度によるのではないでしょうか?
私も結局はドライブとドライブを管理するソフトに依存すると思います。
後者の実例として
友人が自分のPCのOSをWin98SEからWin2kに変えたところ、Nero5.5.6.4で作ったVCDが何故か再生できなくなったことがあったことが挙げられます。
とにかくVCD作成も、Mode1データCDや音楽CD作成並に互換性が高くなって欲しいものです。
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ネーサさんへ
レスしていただきありがとうございます。
それなのに、私の返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
>だがこのやり方では、VCDComposerで見るとすぐわかるが SEGMENTフォルダー内に
>メニュー用動画が入らないので、AV機器のDVDプレーヤーや WinDVDの古いバージョン
>では誤作動やメニューとして認識しないなどが起こるかも?
確かに誤作動を起こしたVCDもSEGMENTフォルダに何も入っていませんでした。
解決策の1つとして
(1)VCDEasyにMpegStillを読み込ませた後、そのMpegStillを削除する。
(2)普通の動画MPGのファイル名を、
先ほどのMpegStillと同じ場所に同じファイル名でおく。
(3)その動画MPGはSEGMENTフォルダに入る。
と、このトリッキーな方法を試し、そしてうまくいきました。
(XMLをいじるのが面倒でしたので)
しかし、今となっては[#995]、[#1009]の方が有効かもしれません。
>他で SEGMENT内に無いとこういう不具合やSVCDやVCD1(2).0ろ認識しないという事
>を見た覚えが・・・・・。
>するかもしれない?
ttp://www.kureha3.net/vcdimager/note.html
もしかしたらここでしょうか?
>PowerDVDで途中から再生される不具合が、うちで出た時は確か
>1)CDイメージを NERO用で作った・・イメージとインストされているNEROのバージョン不整合???
あまり関係はありませんが…
Neroで作ったVCDの中にWin2kで読めたり、読めなかったりするものがありました。
確か途中でNeroのバージョンを変更したとの記憶があります。
もしかしたら、あるバージョンでのみNeroの互換性が低かったのかもしれません。
でもNeroの作るVCDは何かしら信用がおけません…
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最近WinMeの不安定さに嫌気が差してWin2kに移行しました。
しかし、私のPCで読み取れない、Nero製VCDが大量に出現することに。
書き込みドライブなら読み取れかもしれないと思ったのですが甘い考えでした。
そこで色々とやってみたのですが、あっさり解決しました。
確かにエクスプローラー上のコピーでは不可能なのですが、
IsoBusterを使えばあっさりできました。
---IsoBusterについて---
ttp://www.smart-projects.net/isobuster/
[#898]で私はver1.0からシェアウェアになってしまいましたと書きました。
確かにそうなのですが、0.99までの段階で使えていた機能は全てFreeで使えました。
ver1.0から搭載されたUDFフォーマットの読み込み機能を使う場合に限って
レジストしないといけなかったようです。
今回使う機能はver0.99までに搭載されていた機能ですのでFreeで使えます。
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以後、略語が多く出てきます。読みにくいかもしれませんがご容赦ください。
m2f2.mpg = IsoBusterのM2F2フィルターで取り出したもの
gearfix.mpg = VCD Gear3.06のFixMpegErrorsオプション付きで取り出したもの
checker.mpg = VCD Checker0.92aで取り出したもの
1,VCDの場合
\SEGMENT\AVSEQ01.datまたはトラック2以降のトラック
にマウスカーソルを合わせて右クリックから
「Extract but FILTER only M2F2 Mpeg frames」
でOKです。
ソフトに付属してきたFAQ.txtによれば、
WindowsとはCDへのアクセス方法が違い、
WindowsではアクセスできないCDも扱えるそうです。
CDに直にアクセスするということはCDドライブがアクセスできるものなら
IsoBusterもアクセスできるのかなという印象を受けました。
DAT2MPGをするソフトに
VCD Gear3.06(ttp://www.vcdgear.com/)というソフトがありますが、
m2f2.mpgはgearfix.mpgとバイナリレベルで一致しました。
m2f2.mpgをVCD Checker0.92aでmpgチェックしてみても規格に沿っているようで問題ないようです。
またUlead DVD Workshop1.0のチェックも通りました。
通る、通らないの基準は
Ulead DVD Workshopで再エンコードされないかされるか
つまり
元のMPG容量とCDイメージ作成に要求されるHD容量が同じくらいか、否か
で判断しました。
2,SVCDの場合
付属のFAQ.txtによればSVCDも扱えるようなので試してみました。
\MPEG2\AVSEQ01.mpgまたは\SEGMENT\AVSEQ01.mpgまたはトラック2以降のトラック
にマウスカーソルを合わせて
右クリックから「Extract but FILTER only M2F2 Mpeg frames」
でOKでした。
Ulead DVD Workshop1.0のチェックも通りました。
なお、ExplorerコピーしたAVSEQ01.mpgはこのチェックを通りませんでした。
3,
(1)
AdaptecのASPI4.70をインストールしてみましたが、
VCDの読み取り状況は改善されませんでした。
ttp://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_package.html
Nero製VCDだからNeroのASPIをインストールしたら改善されるかと思い、
Neroのwnaspi32.dllをC:\WINNT\SYSTEM32\に置いてみましたがダメでした。
ttp://www.nero.com/en/content/c1023694368810.html
(2)
VCDImager付属のcdxa2mpeg.exe(VCDEasy1.1.1のフロントエンドを利用)でも
VCDやSVCDからMPGを取り出せます。
このソフトに気づいていたのが遅かったこともあり、バイナリ比較していません。
しかし、
VCD Checker0.92aのチェックもUlead DVD Workshop1.0のチェックも通ったので
問題ないと思います。
どちらにせよVCD Checker0.92aやVCD Gear3.06と同様に、
ExplorerコピーできないCDドライブからはmpgを取り出せないので
現在の私にはあまり関係ありませんが。
(3)
〜.dat等をExplorerコピーすると
ファイルの初めに44バイト付け加えられてしまいます。
テキストエディタで開くとRIFF CDXAfmtとか書いてあるので
ファイル形式を示しているのかもしれません。
その44バイトを除けば、
IsoBusterでExtract RAW Data (2352bytes/block)したものと一致します。
そういえば、音楽CDの中に入るとあるCDDAへのインデックスのようなファイルも44バイトです。
(4)m2f2.mpg(=gearfix.mpg)、checker.mpgの2つとも、
VCD Checker0.92aで調べたところ全て規格内であるし、
Ulead DVD Workshop1.0のチェックも通ります。
ではどこが違うのか?
バイナリエディタで調べると
m2f2.mpg = checker.mpg + 48804(=2324x21)バイト のようです。
(5)オリジナルのmpgと、dat2mpgしたものはバイナリレベルで一致しません。
再生してみたところ違いは全く分かりませんが。
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